昨日で東日本大震災から14年目となりました。当日は仕事中だったこともあり、テレビや携帯電話からリアルタイムで流れる津波の映像や、どんどん増える被害状況には身震いする思いでした。
我々が普段映画などで見るフィクションの自然災害では「暗い空の下、人々が逃げ惑うシーン」を連想しますが、実際の災害の映像の一部では、鳥が飛ぶきれいな青空の下、田んぼに津波の黒い水がどんどん流れ込む映像を見て違和感を覚えた記憶があります。
当時読んだ「伊集院静」さんの本に震災に対しこんな一文があり衝撃と共感を覚えました。
「あの夜の異様に近い星々のあざやかさに、大いなる力は平然と虫けらの死のごとく人間を眺めているのだ」
まさに自然は時に理不尽で残酷であり、災害はなんの前触れもなくやってくるものだと痛感させられます。まだ課題は山積みですが、本当の意味での日本の復興を願います
愛知 研磨 研削
