天野研磨には、住友重機械製のKSC830という平面研削盤があります。
この研削盤は40年前の機械ですがパフォーマンスが非常に高く、省スペースながら
テーブルサイズが3000L×800W、ワーク形状により最大1300Wまで加工する事が出来ます。
又、800Wの平面研削盤でありながら門型ではなくコラムタイプであり、このコラムを中心に
砥石台を回転する事により、大型の縦軸砥石を使うことが可能です。
更にこの機械はもう販売しておらず、世界に数台しか残っていない中、天野研磨ではその内の2台も保有しております。
日本の工作機械には古くても良いものがたくさんあります。ロストテクノロジーにならないよう、すごい機械を持った、日本の、愛知の、天野研磨として技術の向上に努めなくてはいけませんね。
写真は機密保持上ぼかしをいれておりますが、八角形の研磨をしております。
